■■　契約の前のチェック項目

 

 

　

不動産を案内してもらって「素敵な家具。ここが気に入ったわ。」と思っても、すぐに契約してしまわずに慎重にできるだけのチェックをしてみましょう。

チェック項目としては

 

　★水周り　　　水の出はどうか。水の色はどうか。トイレの流れ具合はどうか。水漏れはないか。

　　　　　　　　　　水の汚れはフィルターを通したりできますし水漏れはなおせますが、水の出が悪いのは水道管の問題

　　　　　　　　　　なので簡単には改善できません。古い建物の場合注意が必要。

　★天井　　　　天井にしみはないか。あれば上の階からの水漏れのサイン。

　★家賃　　　　家賃が高すぎないか。住んでいる人に尋ねてみたりインターネットで調べてみる。

　★騒音　　　　近所で工事をしていないか。車の通る音が響かないか。

　　　　　　　　　　部屋の向きによって家賃に差があり音が響く向きの部屋は家賃も安かったりします。

　　　　　　　　　　上下階ご近所がうるさい住人かどうかは実際住んでみないとわからないのが困りものです。

　★夜はどんな感じか　　街灯が少なく夜暗いのも心配。逆に周囲が明るすぎるのも安眠の妨げに。

　★セキュリティー　　　不動産屋さんの付き添いなしにもう一度行ってみて、自分だけでも簡単に入れてしまうのはセキュリティーはあまりしっかりして

　　　　　　　　　　いない証拠に。

 

コンド内や地域の住民の方に話を直接話を聞いてみるのもいい手です。

マレーシアの人は家賃や住み心地など見ず知らずの人間にもオープンに語ってくれる人が多いので、恥ずかしがらずにじゃんじゃん質問してみましょう。

コンドの中に入っているミニマートのおじちゃんおばちゃんがかなりの情報通である場合が多いのでそのあたりに話を聞いてみるのもおすすめです。

セキュリティーガードにも話しかけてみるとコンドによく出入りをしているエージェントを教えてくれたり家賃相場を教えてくれたりすることもあります。

概して大家さんや不動産屋さんはいいことしか言いませんから、それ以外の人から情報をもらって裏づけを取っておくほうが後から嫌な思いをしなくてすむのではないでしょうか。

 

調べられることは調べてOKだったら物件を押さえてもらうためにとりあえず手付けを打ちます。手付け金は契約時に必要なお金にまわされますが、後で気に入らないなどの理由で契約をせずにキャンセルすることになった場合は返金されません。

次に正式に契約となります。不動産屋さんが英文の契約書を２部作ってきてくれますから、内容に同意したらお金を支払い、大家さんと借主さんの双方がそれぞれにサインをします。それからその契約書をスタンピングオフィス（収入印紙を購入しスタンプを押してもらいます。金額は売値や家賃によって決まります）にもって行き正式な契約となります。契約書は大家さんと借主それぞれが一部ずつ保管します。契約書には次のような事柄が書かれています。

 

　

 

■■　契約時のチェック項目

 

 

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