■■ 蚊

虫対策

 

KLは大都会ですがそれでも緑が多く、虫も飛んできます。もちろん蚊も一年中元気に飛び回っています。

蚊によって運ばれる伝染病として有名なのはマラリアですが、マレーシアの都市部ではマラリアはそれほど心配する必要はないようです。一方普段から気をつけなくてはいけないのは「デングー熱」です。夜盛んに活動するマラリアの蚊に対し、朝方や夕方に活発になるのがデングー熱を運ぶしま蚊の仲間。ゴルフ場で刺されて発病する方も多いそうです。高熱と体の痛みが特徴的で、風邪と間違って治療が遅れてしまうとたいへなことになります。マレーシアでは高熱が続いたらデングー熱が疑われすぐに血液検査となります。デングー熱には予防注射などはありませんから、病気にかからないためには「さされないこと。」しか対策がありません。

では刺されないためにはどうすればいいか。

外に出かけるときは虫除けを使いましょう。薬局に行くとハーブを利用したもの、赤ちゃんにも安全だと宣伝しているもの、スプレー式、クリームなどいろいろなものが売られています。BBQなどプールサイドでのんびりなんていう時には蚊取り線香もあります。昔ながらの緑の渦巻きタイプですね。

電気を使う(コンセントに差し込んで使う)タイプもあります。こちらは液体、マットタイプの両方が売られています。(ただし化学物質に敏感な方は気分が悪くなったりしますので、日本で昔ながらの除虫菊を使った茶色い蚊取り線香を買って来るのをおすすめします)またレモングラスなどのハーブから作られた置くだけタイプの蚊よけもあります。

お金をかけてもいいという方のためには、蚊を集めて水で溺れさせて殺すための器具がDIYセンター(ACEなどの日曜大工のお店)で売られています。

家の中に入ってくる蚊を防ぐにはやはり網戸です。マレーシアの家庭では網戸のないうちがほとんどですが、網戸がないわけではなくて、日本と同じようなアルミのサッシのものも注文すれば作ってもらえます。ただこうしたアルミのサッシは窓枠がこげ茶色や白など色つきである場合「雰囲気が合わない」と敬遠する大家さんがいます。

そんなときにはマグネットタイプのものを自分で取り付けるといいかもしれません。

磁石の力で貼り付けるのですが、枠はこげ茶やし白などもともとある窓枠の色に合わせることができますから部屋の雰囲気を損なうこともありません。すべての窓に取り付けるのではなく、必要な一枚二枚だけにも取り付け可能です。費用は1スクエアーフィートあたり8RM程度。面積に応じた計算になります。「費用は自己負担で取り付けさせてください。」とお願いしてそれでも嫌だという大家さんはまずいないようです。

賃貸ではなく自分で持ち家の場合は、もっと安上がりにDIYショップで両面テープで貼り付けるタイプの網戸があります。自分で好きな大きさに切ってテープで貼るだけです。

これを応用して、イケアで売られている安いレースのカーテン生地を窓に貼り付けている友人がいます。

自分の家だといろいろおもしろいアイデアが試せますね。ただ賃貸の場合テープを剥がした後が汚くなるのでやめておいたほうが無難ではないでしょうか。

 

同じコンドの友人が使っているのは床掃除に使う洗剤といっしょにキャップいっぱい入れてモップ掃除をすると2週間、蚊やゴキブリを寄せ付けない効果があるという液体です。

韓国製でチマチョゴリを着た女性の絵がついています。ジャスコで販売されているとのことでした。

窓際にレモングラス、蚊蓮草、ニームなどの植物を置いて蚊よけにしている人もいます。  ベッドの上に吊るす蚊帳もイケアなどで手に入ります。

■■ 蟻

 

コンクリートでできた高層のコンドミニアムに住んでいてもどこからか蟻がやってきます。家の中で見かけるのは小さな小さな蟻です。

最初は日本から蟻退治の薬を送ってもらって使ってみたのですが、数種類送ってもらったものすべてに興味を示しませんでした。蟻の行列のど真ん中に置いても、わざわざそれをよけて通ります。薬の上に砂糖水やジャムを乗せてみても駄目。ほとほと困っていたところにローカルの友人からマレーシアで手に入る蟻退治の薬を紹介してもらいました。

 

小さなアルミの袋に入ったクッキーのくずのようなもので、一袋1RMほどです。それを少量蟻の通り道に置くと、少しずつ食べているのか2、3日すると蟻がいなくなります。

後日床の上にたくさんの死骸を見つけることもありますが、一匹も死骸がない場合もあります。そういう時はきっと巣の中で死んでいるのでしょう。

こうして退治しても数ヶ月経つとまた蟻が沸いてでてきます。また薬を置いて退治します。年に何回か同じことを繰り返します。

一度あけた袋は密封しておけば残りはまた使えますが、開けっ放しで置いておくとにおいがなくなってしまのか効き目はなくなってしまうようです。

こうした蟻退治の薬は、ショップロットの金物屋さん(五金と書かれています)やDIYショップ(日曜大工のお店)などでレジの近くで売られていることが多いようです。

キッチンに蟻が出たためこの薬を置いておいたら、数日後にバルコニーの近くの壁際でたくさんの蟻が死んでいるのを発見。キッチンとは反対の方角なんですけど。

蟻さんたちは壁だの天井だののコンクリートを伝わって、あちこち移動して暮らしているんでしょうね、きっと。

■■ ゴキブリ

 

マレーシアにも当然のことながらゴキブリが生息しています。上の階に住んでいたときはしょっちゅう見かけたゴキブリですが、今は家の中ではほとんど見かけません。

コンドでまいてくれている殺虫剤のおかげが、網戸があるため外から飛んで入ってこないためなのかわかりませんが。

でももしゴキブリがでてしまったら?日本とおなじようにホウ酸だんごやコンバットのような入れ物の中に誘い込んでえさを食べさせて殺すタイプのものが売られているそうです。

もちろんシューと一吹きのスプレータイプの殺虫剤も売られています。臭いですけど。

■■ ハエ

 

大きなハエはあまり見かけないのですが、バナナなどを吊るしておけばすぐに小さなショウジョウバエが何匹も集まってきてしまいます。

そんなうっとおしいハエには、昔は日本でもよく見かけた天井から粘着力のあるテープを吊るしてハエを取るハエ取りテープが売られているそうです。

 

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