■■ インド古典舞踏

子供の教育 お稽古事 setstats1setstats1

 

 

広いインドにはカタック、カタカリ、マニプイ、クチプディ、モヒニアックムなどいろいろな古典舞踏と民族舞踏が伝わっています。 その中で、ここマレーシアでよく耳にするのは東インド発祥のOdissi ( オディッシー)と、南インド発祥の Bharata Natyam (バラタナティアム)の二つではないでしょうか。

 

オディッシーは東インドのオリッサ州のヒンドウー教寺院で、神々のために捧げられてきた踊りです。この踊りのやわらかい動きとポーズはプーリーにあるジャガンナータ寺院やコナラクにあるスーリア寺院などといったヒンドウー教寺院の壁に刻まれた石の彫刻そのもので「動く彫刻」と賞賛されているそうです。

もうひとつのバラタナティアムは南インドのタミルナードウ州のヒンドウー教寺院で太古から神々に捧げられてきました。その歴史は紀元前2〜5世紀に編纂されたNatya Shastr(ナーティア  シャストラ)という経典の中までさかのぼることができるため「文献に記された世界最古の舞踏」と言われています。荘厳で格調高い音楽と踊りが特徴だそうです。

 

大学時代インド旅行のあとすぐ日印教会の会員となり、東京九段のインド大使館でインド人の先生の料理クラスのアシスタントなどしたこともある私ですから、女の子が生まれたときには「将来はぜひインドの踊りを習ってほしい。」と考えたものでした。 同じコンドミニアムに住む友人の娘さんがブリックフィールズのTemple of Art でバラティナティアムを習っていることを知り、自分の子にも薦めてみましたが、練習のときに着る衣装には「ズボンははきたくない」 裸足で足を踏み鳴らす動作には 「足が痛くなる」ということで結局拒否。がっかりです。

 

その後娘の通う学校のクラブ活動にRamli Ibrahim主催のOdissi Danceが加わることになり、発表会で子供たちのすばらしい踊りを見て自分の娘にも習わせたくなった友人の希望もあって、友人の娘さん、うちの娘、同じ学校で学ぶ日本人の友人の娘さん2人もいっしょにクラブ活動として踊りを習うことになりました。

写真は毎年行われる学年末の発表会の時のものです。残念ながらその後バレエとの両立が時間的に難しくなり止めることになってしまいました。親としてはインドの踊りの方を続けてほしかったのですが、、、。

  

さてRamli IbrahimSutra Dance Theatreとは?

オーストラリヤの大学で奨学生として踊りの勉強をした後、インド古典舞踏オディッシーマレーシアでの第一人者となったのがラムリ イブラヒムです。 

彼が遺産として受け継いだTitiwangsaの古い一軒家を改築して作られたのがSUTRA DANCE THEATREです。(ホームページはちょっと見にくいです)

インド古典舞踏を習いたい人のためにコースが設けられていてオディッシーと バラティナティアム両方の踊りが習えます。またホームページによるとマレーの伝統舞踏のレッスンもあるようです。

時々公演もあります。木々に囲まれた野外ステージの上で踊られるインドの古典舞踏。その幻想的な雰囲気はマレーシアにいる間に一度は体験してみる価値があると思います。おすすめです。(ただし普通の住宅地にあるためまっすぐ辿りつくのは大変です。特に夜には、、、最初に行ったときは道に迷い、たどり着いたときにはすでに踊りは終わってしまっていました。)

  

ヒンディー教寺院や幼稚園・学校などでも地域の子供相手にクラスを設けているところがありますので、興味がある方はインド系のご近所さんにでも尋ねてみるといいかと思います。またTemple of Art Sutra Dance Theatreでは大人のクラスもあるようです。レッスンにかかる費用はバレエに比べるととても安く、やる気さえあればどなたでも手軽に始めることができます。日本ではなかなか体験できないインド古典舞踏、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

 

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